シマンテックと日立は、「Hyper-V」システム環境下でのバックアップシステムを共同検証した。検証結果を基に、日立は業務処理に影響を与えずバックアップするシステムサービスを提供する。
シマンテックと日立は7月22日、「Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper-V」(以下、Hyper-V)によるサーバ仮想化環境下で、両社製品によるバックアップシステムを共同で検証したと発表した。また、日立のバックアップシステムの設計、構築を行う「Hitachi Backup/Restore Design & Implementation service」に検証結果を適用し、Hyper-Vの仮想化環境で高速バックアップするサービスを7月20日から販売開始する。価格は個別見積もり。
今回の共同検証では、シマンテックのデータ保護ソフトウェア「Symantec NetBackup」と日立のミッドレンジディスクアレイシステム「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」(以下、AM2000シリーズ)のバックアップ機能を連携させ、評価/検証した。
検証の結果、Symantec NetBackupのシングルファイルリカバリ機能とAM2000シリーズのボリューム複製機能を連携させることで、サーバ内リソースを最小限に抑え、高速バックアップが可能であることが分かった。さらに、Symantec NetBackupのデータ重複排除機能と組み合わせると、バックアップデータを重複することなく保存できるという。
また、両社製品の組み合わせによるバックアップサービスは、データセンターを利用するクラウドサービス分野においても、バックアップデータの大幅削減やサーバ集約率の向上が見込めるという。
今後両社は、サーバ仮想化環境下での製品活用、クラウド向けソリューションの評価/検証を進めていく。
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