2012年04月02日 09時00分 公開
特集/連載

プライベートクラウドの導入はなぜ進まないのか?導入の成否を分ける“計画フェーズ”の重要性

プライベートクラウド導入の失敗は十中八九、計画フェーズに起因しているという。事前に、費用対効果の分析、目標設定、運用環境への移行の詳細なステップを計画し、関係各所の理解と承認を受けることが肝心だ。

[Tom Nolle,TechTarget]

 クラウドコンピューティングは、ここ数年で最も注目されているITテクノロジーの1つだ。しかし、これほど騒がれているにもかかわらず、実際にプライベートクラウドを導入している企業は、導入する可能性がある企業の1%にも満たない。

 エンタープライズ市場でのクラウドの普及が進まないのは、予想よりクラウド導入プロジェクトに時間がかかることが一因として考えられる。プライベートクラウドを導入する見込みがある企業が、クラウド関連の実際の費用対効果を正確に把握できていないことも大きいだろう。また、クラウドを導入することでアプリケーションの動作が変わる可能性があることも、企業が及び腰になる理由だ。

 企業のプライベートクラウド導入に関してもう1つ興味深い点がある。クラウド関連の自社の知識レベルを適切に評価できていないことだ。クラウド導入プロジェクトを開始する時点では、ほぼ全ての企業が、クラウドとそのテクノロジーおよびアプリケーションについての“知識がある”と考えている。しかし、会社の環境にプライベートクラウドを導入するプロジェクトに取り組み始めて1年もたつと、“知識がある”と答えたほとんどの企業が、プロジェクト開始時にはクラウドについて実際にはほとんど理解していなかったことに気付いている。

最初の計画が肝心

ITmedia マーケティング新着記事

news022.jpg

中国向けマーケティング インバウンド“蒸発”をどう乗り越える?(無料eBook)
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...

news063.jpg

iOS 14新機能「App Clip」を自社ビジネスに活用する方法
Appleの最新OS「iOS 14」に搭載された新機能の一つ「App Clip」を自社ビジネスに活用する...

news047.jpg

読書「好き」59.7% 新聞「読まない」67.3%――日本財団が「読む・書く」をテーマに18歳意識調査
日本財団は「読む・書く」をテーマに30回目の18歳意識調査を実施しました。