データセンター全体を抽象化するプライベートクラウドによって、企業のIT環境は大きく変化する。前編では、プライベートクラウドの定義とプライベートクラウドで必要なコンポーネントについて紹介する。
最近では、クラウドコンピューティングに関するあらゆることが話題になるようだ。だが、プライベートクラウド戦略を構築する上では、仮想化が重要なステップになる。あなたの会社がITインフラの一部を既に仮想化しているなら、プライベートクラウド導入への道のりは、思いの他近いだろう。
このところ、クラウドのメリットと仮想化固有の制約が非常に注目されている。仮想化では、仮想マシン(VM)やVMのパフォーマンス、物理サーバの仮想化による効果が大きな関心事だ。プライベートクラウドでは、より広い視野に立ち、VM自体にではなく、VMがホストされるインフラ全体に焦点を当てることになる。
うたい文句をうのみにせず冷静に考えても、クラウドのメリットは実現する価値があるのだろうか。それは間違いない。しっかりしたプライベートクラウド戦略を立てるには、まず仮想データセンターの考え方を受け入れる必要がある。このアプローチにより、自社のインフラでクラウドのメリット、つまりリソースの最適活用、サービス提供力の強化、リソース利用状況の可視化を享受できる。
以下の4つのステップは、プライベートクラウド戦略を構築し、クラウドのメリットを実現するのに役立つ。
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