2012年04月05日 09時00分 公開
特集/連載

システム管理者に優しいIaaS「ニフティクラウド」企業向けシステムを構築するパブリッククラウド【第8回】

AWSと比較されることの多いニフティクラウド。本稿では、ニフティクラウドの価格や機能について、AWSとの比較を交えて紹介する。

[加藤 章,電通国際情報サービス]

 本連載ではパブリッククラウドベンダーへの取材や、公開資料などの調査をベースに、さまざまなクラウドサービスの特徴と利用時のポイントについて解説を加えている。今回は、ニフティの「ニフティクラウド」を取り上げる。

ニフティのパブリッククラウド

 ニフティは1980年代後半のNIFTY-Serve(後NIFTY SERVEに改称)というコンシューマー向けのパソコン通信サービスに起源がある(筆者もそのころからのユーザーだ)。その後1990年代後半からインターネットサービスプロバイダー(ISP)へと業態シフトし、「@nifty(アット・ニフティ)」として知られるようになった。単純な接続事業者ではなく、ブログ環境(ココログ)の提供、エンターテインメントや生活情報の供給など、「サービスコンテンツプロバイダー」としての地位を確立してきた。

 業態をシフトしていく中で、多様なインフラ管理技術が必要だったことは想像に難くない。サービスの迅速な追加や廃止、人気コンテンツへのピークアクセス対応やその後の縮退運転、開発環境の整備や廃止など、インフラ技術者にとっては悪夢のような日々があったことだろう。

 この途上で培った技術を、クラウドサービスとして外販しているのがニフティクラウドである。パブリッククラウド型のサービスで、いわゆるIaaS(Infrastructure as a Service)に相当する。市場投入は2010年1月である。

ITmedia マーケティング新着記事

news040.jpg

新型コロナ接触確認アプリ プライバシーと感染抑止の間で揺れ動く各国の対応
欧米では新型コロナ「第2波」への危機感が高まっています。主要国における接触確認アプリ...

news163.jpg

2020年米国ホリデーシーズンショッピング、オンライン売上高が過去最高に――Adobe予測
Adobeはホリデーシーズンの米国におけるオンライン売上高が1890億ドルになると予測してい...

news170.jpg

自撮り写真の加工はメイク? 整形?――ByteDance「Ulikeユーザー白書」
ナチュラルに盛れると人気のカメラアプリ「Ulike」のユーザー調査。もっとも、カメラアプ...