セキュリティ対策とIT資産管理を統合した「SKYSEA Client View」IT資産管理製品紹介【第3回】

国内シェア上位のIT資産管理製品ベンダーを取材する本連載。今回はセキュリティ対策とコンプライアンスにフォーカスした機能群と扱いやすさで定評のある「SKYSEA Client View」を紹介する。

2013年04月18日 08時00分 公開
[内野宏信,TechTargetジャパン]

 Skyはクライアント管理製品群の最新版、「SKYSEA Client View Ver8.1」(以下、SKYSEA)を2013年2月から提供している。「セキュリティ対策を実施するためには、管理対象となるIT資産の確実な把握が大前提」という考え方に基づき、各種セキュリティ機能とIT資産管理機能を組み合わせた設計としている点が特徴だ。多くの企業において専任の担当者がいない実態にも配慮し、「分かりやすさ」「扱いやすさ」を追求した機能群も特徴。クライアントPCが数百〜数千台規模企業を中心に多くの導入実績を持っている。

SNMP機器にも対応。エージェントを入れるだけで全資産情報を自動収集

 SKYSEAはIT資産管理、セキュリティ管理をはじめ、ソフトウェア資産管理、デバイス管理、ログ管理など、IT資産管理とセキュリティ対策、コンプライアンス担保に必要な一連の機能を標準で搭載。単一の管理画面で各種機能を利用可能とすることで、IT資産の保有/使用状況を把握した上で、適切な利用を促したり、メンテナンスを行ったりするなど、資産管理と日常の運用作業を効率化できるよう配慮している。

ALT 図1 各種機能を一元的に使えるメインコンソール画面。Windows準拠のアイコンをあえて使わず、見ただけで何ができるのか把握できるデザインとしている《クリックで拡大》

 IT資産管理機能では、各クライアントPCにエージェントをインストールするだけで、ハードウェア/ソフトウェア情報を自動的に収集。Windows、Macintosh、Linux端末に対応し、端末機ナンバー、コンピューター名、ホスト名など、Windows端末では計53項目、Macintosh、Linux端末では計35項目の情報を自動的に収集・管理する。SNMP(Simple Network Management Protocol)対応機器もサポートしており、社内PCや私物PC、プリンタ、ルータなど、社内の全資産を管理することができる。

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