AppleのiOSは新世代の“BlackBerry”だが、Androidもようやくビジネス顧客の取り込みに動き出した。
韓国SamsungのGalaxy S IVやGalaxy Note IIなどのスマートフォンを眺めていると、Androidが提供するさまざまなエンタープライズ機能に驚かされる。ところが残念なことに、IT部門の意思決定者たちには、そのような気楽な見方はできない。なぜなら、それらのデバイスはAndroidエコシステムの一部分にすぎないからだ。IT部門は、AndroidとiOSを比較するに当たり、Androidの全体的な機能、セキュリティの先進性が、エンタープライズ環境においてiOSと十分競合するものかどうかを見極めなければならない。
米Googleは2012年、Androidに2つのメジャーなアップデートを発表した。Ice Cream Sandwich(Android 4.0)とJelly Bean(Android 4.1、4.2)だ。どちらもタブレットとスマートフォン向けのルック&フィールを近づけることに成功した。また。2012年12月にはAndroid初のエンタープライズアプリストアがスタート。その他、Jelly Beanに追加された歓迎すべき機能には、次のようなものがある。
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