初期投資やインフラ管理いらずでデスクトップ仮想化を実現できるDaaS。DaaSを利用する場合と社内でVDIを構築する場合では、どちらがコストを安くできるのか。
仮想デスクトップインフラ(VDI)を全て独力で構築するだけのIT専門知識を持ち合わせていない企業は、クラウドホスティングデスクトップのプロバイダーに面倒な作業を任せればよい。
仮想デスクトップがクラウドホスティングサービスとして提供される「DaaS(Desktops as a Service)」の最大のメリットは、デスクトップ管理にかかわるIT部門の負担が軽減されることにある。
「クラウドを利用すればVDI導入の初期投資が不要になるが、プロバイダーにDaaS利用料を支払う場合と、社内でデスクトップを維持管理する場合の長期的コストを比べれば、同じくらいだろう」と話すのは、国債管理会社の米National Asset Direct(NAD)でCTO(最高技術責任者)を務めるジョン・マドリッド氏だ。同社は、米プロバイダーのdinCloudが提供するクラウドホスティング型仮想デスクトップを利用している。
「最新かつ最高クラスのハードウェアとソフトウェアを、初期投資とインフラ管理なしで利用できるというメリットを考えれば、料金を払うだけの価値はある」と考えるIT部門もあるだろう。自動車のリースと購入の違いに例える人もいる。
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