初期投資やインフラ管理いらずでデスクトップ仮想化を実現できるDaaS。DaaSを利用する場合と社内でVDIを構築する場合では、どちらがコストを安くできるのか。
仮想デスクトップインフラ(VDI)を全て独力で構築するだけのIT専門知識を持ち合わせていない企業は、クラウドホスティングデスクトップのプロバイダーに面倒な作業を任せればよい。
仮想デスクトップがクラウドホスティングサービスとして提供される「DaaS(Desktops as a Service)」の最大のメリットは、デスクトップ管理にかかわるIT部門の負担が軽減されることにある。
「クラウドを利用すればVDI導入の初期投資が不要になるが、プロバイダーにDaaS利用料を支払う場合と、社内でデスクトップを維持管理する場合の長期的コストを比べれば、同じくらいだろう」と話すのは、国債管理会社の米National Asset Direct(NAD)でCTO(最高技術責任者)を務めるジョン・マドリッド氏だ。同社は、米プロバイダーのdinCloudが提供するクラウドホスティング型仮想デスクトップを利用している。
「最新かつ最高クラスのハードウェアとソフトウェアを、初期投資とインフラ管理なしで利用できるというメリットを考えれば、料金を払うだけの価値はある」と考えるIT部門もあるだろう。自動車のリースと購入の違いに例える人もいる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
IBM i 基幹システムを運用する企業でモダナイゼーションが喫緊の課題となる中、推進の課題も多い。そこで、「クラウド」「ノーコード開発」「API」「AI」を主軸とするIBM i ユーザー向けモダナイゼーションサービスを紹介する。
小売業界にとって、顧客体験(CX)、従業員体験(EX)の向上ならびにDX推進は重要度の高い課題である。多拠点、多店舗、他業態を展開する小売業でCXとEXをグローバルに向上する次世代のリテールコマースプラットフォームとは。
ロッテはシステムのAWS移行を進める中、DX推進の鍵は内製化比率の向上にあると考え、内製化の強化に踏み切った。本資料では、内製化の実現に向け、支援を受けながら、初めて取り組んだAWS開発と人材育成を成功させた事例を紹介する。
大容量データの送受信には、通信遅延や帯域制限の課題がある。本資料では、高速で安全なデータ送信を実現できるファイル転送プラットフォームを紹介する。導入時に気になるポイントとともに、料金プランも分かりやすく解説している。
SaaSの利用が拡大する中、ベンダー側と企業側の両方がさまざまな課題を抱えている。ベンダー側は商談につながるリードが獲得しにくいと感じており、企業側は製品の選定に困難さを感じているという。双方の課題を一掃する方法とは?
「IBM i の脱レガシー=ERP移行」に逃げない、モダナイズのアプローチとは? (2025/6/27)
「秘伝のExcel」がリスクに? クラウドコスト最適化はどこでつまずくのか (2025/5/30)
生成AIの本格利用でコスト急増も 「クラウド3大課題」にどう対処する? (2025/5/9)
KDDIの通信品質と事業成長を支える“共通インフラデータ基盤”構築の舞台裏 (2025/3/12)
高まるSaaSバックアップ需要で「ストック収益」を拡大するには (2025/1/22)
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...