ITシステムが病院経営を丸ごと支援、その最前線は?国際モダンホスピタルショウ2013に見る

近年、「診療情報の分析」「経営指標の把握」「人事管理」など経営支援を目的にITを導入する医療機関が増えている。経営の効率化を支援するITサービスを紹介する。

2013年08月13日 08時00分 公開
[翁長 潤,TechTargetジャパン]

 厚生労働省が2007年に発表した「病院におけるIT導入に関する評価系」では、病院のIT化の目的を16項目に大別している。「医療従事者の業務改善」「事務スタッフの事務作業の効率化」「患者待遇の向上」「患者情報提供サービスの向上」など業務関連だけでなく、「経営指標の把握」「人事管理」など医療機関の経営支援を目的としたIT導入が含まれている。2013年7月17〜19日に東京ビッグサイトで開催された「国際モダンホスピタルショウ2013」では、そうした病院経営を支援する製品・サービスが出展されていた。本稿では、その一部を紹介する。

診療情報の統計・分析を支援する医療用DWH「CLISTA!」

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...