タブレットを授業で利用する際、どういった課題があるのだろうか。タブレットの授業利用に先駆的に取り組む教育機関3者の話から明らかにする。
iPadなどのタブレットを授業に生かす教育機関が増えつつある。とはいえ、活用の歴史は浅く、どう活用すべきか、必要な製品をどう選定すべきかなどについて、確立したアプローチや基準があるわけではない。
タブレットの授業利用で見えてきた課題とは何か。授業に役立つタブレットの条件とは。こうした疑問を解き明かすべく、タブレットなどのIT活用を実践する先駆的な教育機関の担当者3者を招き、座談会を開催した。その様子を紹介する。前編では、特にタブレット授業利用の課題を探っていく。
座談会に参加したのは、広尾学園 中学校・高等学校(広尾学園) 教務開発部統括部長の金子 暁氏、学習塾運営の俊英館 マーケティング部 部長の小池幸司氏、千葉県立袖ケ浦高等学校(袖ケ浦高校)の永野 直氏の3人だ。各教育機関の取り組みは、以下に紹介する関連記事にもまとめているので、参考にしていただきたい。
金子 暁氏 広尾学園 中学校・高等学校(広尾学園) 教務開発部 統括部長
小池幸司氏 俊英館 マーケティング部 部長
永野 直氏 千葉県立袖ケ浦高等学校 情報コミュニケーション科主任
編集部
―― タブレットを活用する教育機関が増えつつありますが、教育機関によって、導入や活用の方法には違いがあるようです。まずは、皆さんのタブレット導入と活用の現状をお聞かせいただけますか。
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