佐賀県唐津市が、一般住宅に住む高齢者を対象とする生活相談・安否確認支援サービスの実証実験を開始した。スマートフォンを無償貸与し、利用者宅に設置する各種センサーを収集してビッグデータ分析を行う。
佐賀県唐津市は2014年1月27日、「高齢者向け安心見守り・健康相談システム」の実証実験を開始した。この実証実験は、総務省が進める「ICTスマートタウン」の実現に向けた「ICT街づくり推進事業」の委託事業として実施され、2014年度の事業化を目指している。唐津市、フリービット、コアラ、公益財団法人ハイパーネット社会研究所などが共同参画している。
今回の実証実験は、一般住宅に住む高齢者を対象に「サービス付き高齢者向け住宅」における安心見守りサービスと同様のサービスを提供するというもの。唐津市の光ファイバー網と、フリービットのMVNO(仮想移動体通信事業者)網「YourNet MVNO Pack」を基盤としている。具体的には、専門的な判断が求められる予防/健康チェックなどを行う「生活相談」支援サービスと、センシング技術を活用した「安否確認」支援サービスを提供することで、健康かつ自立した高齢者の生活を支援する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
遠隔医療体制を構築する際は、患者や通常業務への影響を押さえながら進める必要がある。パンデミック下で一斉に遠隔医療体制を構築した2つの医療機関の例を紹介する。
オーストラリアでは処方箋の完全電子化が一般化しているが、制度確立までの道のりは平たんではなかった。完全電子化を阻んだ課題とその解決策とは。
コロナ禍を契機に、湾岸諸国では「デジタルヘルスケア」への移行が加速している。湾岸諸国におけるデジタルヘルスケア産業の重点投資分野とは。デジタルヘルスケア推進の”壁”とその対処法についても紹介する。
医療機関は膨大なデータを扱い、そのデータに基づいて重要な決定を下す場合がある。一方、データの質は低くなりがちだ。それはなぜか。データの品質を改善させるために必要な方策と併せて紹介する。
英国の国民保健サービスでイングランド地域を管轄するNHS Englandが、医療サービス向けの新データ基盤を構築している。この計画に英国市民団体が“待った”をかけたという。なぜなのか。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...