「Windows Server 2012 R2」最強伝説を裏付ける5つの管理機能データセンター向けの高性能な機能群を紹介

米Microsoftの最新サーバOS「Windows Server 2012 R2」は、データセンター向け機能を多く搭載する。これらの高性能な機能によって複数のドメインの管理を容易にしている。

2015年03月09日 12時00分 公開
[Jeremy Stanley,TechTarget]

ハイブリッドクラウドを前面に押し出した「Windows Server 2012 R2」

 米Microsoftの「Windows Server 2012 R2」は、同社の「Windows Server」シリーズの最新かつ最高のOSである。同社のデータセンター向け製品は、あらゆる規模の企業がアプリケーションを開発し、多数の高性能な機能を使用して複数のドメインを管理しやすくすることを目的としている。

 Windows Server 2012 R2は、記憶域スペースの階層化、新しい仮想ハードディスク形式である「VHDX」のサイズ変更、データの重複除去をサポートすることで、高いパフォーマンスを実現している。また、複数のクラウド環境にあるストレージを横断的に管理する機能によって、クラウド環境をつなぐ基盤としての役割も果たすことができる。

 Windows Server 2012 R2の機能は強化されているが、データセンターをクラウドベースにして、モバイル対応にするほどの機能は備えていない。だが、Windows Server 2012 R2には、その機能を拡張する各種ツールがある。有料の製品もあれば、無料のアドオンもある。このようなツールをインストールすると、デフォルトのインストールでは利用できない多数の管理機能が利用可能になる。

Windows Server 2012 R2を強力援護する「System Center 2012 R2」

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