「Windows Server 2003」移行で注意したい“深い落とし穴”「Windows XP」サポート終了とはここが違う

米Microsoftのサーバ向けOS「Windows Server 2003」のサポート終了が近づき、新しいサーバへの移行準備を始める時期が来ている。どう始めればよいのか。考慮すべき点とその指針を解説する。

2014年12月02日 12時00分 公開
[Jonathan Hassell,TechTarget]

 米Microsoftのサーバ向けOS「Windows Server 2003」のサポートが2015年7月に終了する。残すところ約8カ月しかなく、その期限は刻々と迫っている。

 クライアントPC向けOS「Windows XP」のサポート終了は大きな話題を呼んだが、サーバ向けOSであるWindows Server 2003のサポート終了に対する注目度はそれには到底及ばない。その主な要因は、Windows Server 2003を搭載した大抵のサーバがきちんと安定稼働を続けているためだ。そのシステムは堅牢で、今では公開されるパッチもあまりない。また稼働するソフトウェアも一般的に使い込まれ、メンテナンスの労力もさほど掛からない。

 Windows Server 2003からの本格的な移行を始めるに当たっては、以下の考慮点と指針を踏まえて考え方をまとめて、プロジェクトの出発点を設定しよう。

Windows Server 2003から移行すべきサーバの優先順位

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news195.png

【だから消費者に嫌われる】UI/UXの「アンチパターン」とは?
DearOneが一般消費者を対象に実施したショッピングアプリの利用状況調査の結果から、消費...

news086.jpg

「α世代」はマーケターにとってなぜ重要なのか?
Razorfishのレポートによると、α世代の中でも比較的年齢が高い層は美容製品に強い関心を...

news068.jpg

【B2Bマーケター困惑】資料請求サイト経由のリードの商談化率は10%以下 有効活用するには?
資料請求サイトを活用するのは費用対効果が合わないのでしょうか。また、商談につなげる...