医療現場の「iPad」活用がなぜか進まない理由とは?「メディカルiOSフォーラム2015」リポート

どうすれば医療現場で「iPad」を有効活用できるのか。iOSコンソーシアム医療WGが開催した「メディカルiOSフォーラム2015」では、そのヒントが多く紹介された。

2015年03月27日 08時00分 公開
[馬場大介iOSコンソーシアム]

関連キーワード

iPad | iOS | iPhone | Apple | 医療IT


 iOSコンソーシアム医療WG(ワーキンググループ)は2015年3月15日、Apple Store銀座で「メディカルiOSフォーラム2015」を開催した。iOSコンソーシアムは、「iOS」搭載端末の新たな市場ニーズを活性化させ、より多様なサービスやソリューションを創出し、ユーザーと関連ベンダーを結ぶ環境づくりを目的に設立された団体だ。医療WGでは、医療業界特有の利用方法の調査やiOS関連商材の紹介を通じて、ユーザーの満足度向上と参加企業の事業拡大を目指している。

 今回のフォーラムの全体テーマは「医療現場でもっと役立つiPadの活用方法」。医療現場における「iPad」活用の第一人者である習志野整形外科内科院長の宮川一郎氏がゲストスピーカーとして登壇した。日曜日午前という開始時間にもかかわらず100人を超える申し込みがあり、立ち見が出るほどの盛況となった。本稿では、同フォーラムの講演内容の一部を紹介する。

医療機関のiPad導入が進まない理由は?

ITmedia マーケティング新着記事

news171.png

2024年のGW予算は横ばい 賃上げよりも物価高と円安の影響が勝る?――インテージ調査
インテージが全国の15歳から79歳の男女を対象に実施したゴールデンウイークに関する調査...

news148.jpg

CNN幹部が語る、メディアビジネスにとってのAIのリスクと機会
生成AIがコンテンツを量産し、真偽の明らかでない情報があふれかえる中、メディアの価値...

news016.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2024年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。