フラッシュが火をつけたIBMの本気――10億ドル投資の意味とは幹部が語る成長シナリオ

製品ブランド名の変更や継続的な投資の実施など、米IBMはフラッシュストレージや管理ソフトウェアに注力する姿勢をより鮮明にしはじめた。同社の幹部が語る成長戦略にもその本気度がうかがえる。

2015年05月25日 15時00分 公開
[Carol SliwaTechTarget]
photo 米IBMのフラッシュストレージ「IBM FlashSystem V840」《クリックで拡大》

 米IBMでストレージ担当GMを務めるジェイミー・トーマス氏は、同社の「IBM Spectrum Storage」がもたらす柔軟性により、同社のクラウドサービス「IBM SoftLayer」でコモディティハードウェア、オブジェクトインタフェース、拡張ストレージが使用できようになると語る。

 米IBMのストレージ部門は2つの事象によってソフトウェアに比重を置くことを表明している。1つは、2015年2月に同社製品群ブランドを「IBM Spectrum」に変更したこと。もう1つは、今後5年間で10億ドルの投資を行うと公表したことだ。ストレージソフトウェアに対する予定投資額は、同社が2013年に公表したフラッシュストレージに対する投資額と同額の10億ドルである。

 米TechTargetは、トーマス氏と対談し、IBMのストレージソフトウェアとフラッシュに対する取り組みについて話を聞いた。

――IBMは2013年にフラッシュに対して10億ドルの投資を行うと発表しました。また、最近では「IBM Spectrum Storage」のリブランディングに関連して、ソフトウェアに対して10億ドルを投資すると発表しました。一体何に対して投資するのでしょうか。

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