Linuxは、Windowsに完全に取って代わることはないかもしれないが、IT部門が両OSを併用できる環境を用意すれば、ユーザーは大きな恩恵を受ける。
40年ほど前の米人気ホームドラマ「Brady Bunch(ゆかいなブレディー家)」で二女のジャンが、人気者の長女マーシャばかり注目されるのを半べそで悔しがって言った「マーシャ、マーシャ、マーシャ」というせりふは有名だ(2015年のスーパーボウル中継でも、このせりふを取り入れたスニッカーズのパロディCMが放映された)。企業向けデスクトップOSの分野では、Linuxがジャンのような立場にある。圧倒的に普及したWindowsに太刀打ちできず、いつも影が薄い。
しかし、姉妹であるマーシャとジャンは、実はちゃんと一緒に力を合わせることができた。(別の1話で他の兄弟とともに「It's a Sunshine Day」を歌ったときのように)。WindowsとLinuxについても同じことがいえる。Linuxも分け隔てなく使っていくべきだ。Linuxディストリビューションは一般的にライセンス料が掛からないので、100でも1000でもLinuxインスタンスを持つことができる。初期コストを気にせずに、好きなだけ多くのインスタンスを実行できるわけだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。
「ドメインリスト貸し」は何がマズい? サイトの評判の不正使用について解説
「サイトの評判の不正使用」について理解し、正しい対策が取れるにしましょう。
代理店にもAIにも「丸投げ」はダメ 成果報酬型マーケティングを成功させるポイントは?
「成果報酬型マーケティング」を実現する上でインターネット広告業界が直面する課題とは...