Linuxは、Windowsに完全に取って代わることはないかもしれないが、IT部門が両OSを併用できる環境を用意すれば、ユーザーは大きな恩恵を受ける。
40年ほど前の米人気ホームドラマ「Brady Bunch(ゆかいなブレディー家)」で二女のジャンが、人気者の長女マーシャばかり注目されるのを半べそで悔しがって言った「マーシャ、マーシャ、マーシャ」というせりふは有名だ(2015年のスーパーボウル中継でも、このせりふを取り入れたスニッカーズのパロディCMが放映された)。企業向けデスクトップOSの分野では、Linuxがジャンのような立場にある。圧倒的に普及したWindowsに太刀打ちできず、いつも影が薄い。
しかし、姉妹であるマーシャとジャンは、実はちゃんと一緒に力を合わせることができた。(別の1話で他の兄弟とともに「It's a Sunshine Day」を歌ったときのように)。WindowsとLinuxについても同じことがいえる。Linuxも分け隔てなく使っていくべきだ。Linuxディストリビューションは一般的にライセンス料が掛からないので、100でも1000でもLinuxインスタンスを持つことができる。初期コストを気にせずに、好きなだけ多くのインスタンスを実行できるわけだ。
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