AWSが誰でも使える「機械学習」を実現? 有望市場への取り組みを見る登場し出したユースケース(1/2 ページ)

機械学習モデルを構築するのは複雑で、数学者に委ねるのがベストだった時代もある。だが、Amazon Web Serviceなどの数社が、企業が機械学習を利用しやすくなるよう取り組んでいる。

2016年06月06日 15時00分 公開
[Jack VaughanTechTarget]
画像 Amazon Machine Learning では、入力データセットの可視化と調査に役立つインタラクティブな図が提供されている(出典:Amazon Web Service)《クリックで拡大》

 「Amazon Machine Learning」はAmazon Web Service(AWS)のクラウドサービスだ。視覚化ツールとウィザードを提供することで、機械学習のユースケースモデルを開発者が構築しやすくしている。

 Amazon Machine Learningでは、シンプルなAPIを使用してアプリケーションからごく簡単に予測を引き出すことができる。AWSとその競合企業は、特別なプログラミングや数学の能力が必要とされていた難易度の高い機械学習の分野を、ほぼ全ての人が利用できるようにしようとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2 次のページへ

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news078.jpg

生成AIへの期待値の変化 DeepSeek台頭がマーケターに突きつける課題とは?
AI 生成の広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス結果重視で非...

news128.png

2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...

news078.jpg

Googleの広告収益成長が鈍化、中国のアレが原因?
YouTubeなどのプラットフォームの成長率は、米国の選挙関連支出の急増にもかかわらず低迷...