Android端末に悪意のあるアプリケーションをインストールさせる方法として「Google Play」を迂回させるケースが有る。しかしGoogleはユーザー容易にインストールしないための対策を講じている。
世の中には、Googleの「Android」に感染するマルウェア「Androidマルウェア」の脅威について報じるニュースの見出しがあふれている。銀行を狙うトロイの木馬についてのニュースもあれば、スマートフォンを勝手に「root化」(アクセス特権を取得すること)したり、通信内容を傍受したり、データを盗んだりするマルウェアについてのニュースもある。実際、Androidマルウェアについて伝える仰々しい見出しの多さから、「Androidはセキュリティが非常に弱く、悪意あるアプリケーションであふれている」と考える人もいるだろう。だが大半のGoogleユーザーにとって、これは真実ではない。
北米や欧州、日本、オーストラリアのユーザーが使用するAndroidデバイスの大半は、アプリケーションの検索とインストールにほぼ確実にGoogleの公式アプリケーションストア「Google Play」を使っているはずだ。ときに悪意のあるアプリケーションがGoogle Playで見つかることもあるが、大抵はGoogle Playを使っていない。悪意のあるアプリケーションをインストールするリスクについてメディアが報じるころに、Googleは既に該当するアプリケーションをGoogle Playから削除している場合が少なくない。
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