新型のランサムウェアだといわれる「ドキシウェア」は、従来のランサムウェアと何が違うのか。専門家の声を基に、その実態を探る。
身代金要求型マルウェア「ランサムウェア」の脅威が広がり続けている。脅迫型ランサムウェアの「エクストーションウェア」(Extortionware:脅迫やゆすりを意味する「エクストーション」から派生)に加え、そのエクストーションウェアにひねりを加えた「ドキシウェア」(Doxware:他人の個人情報のさらし行為を意味する「ドキシング」から派生)が登場している。ドキシウェアは、被害者が所有する機密データを漏えいさせる恐れがある。
近頃では、企業を震え上がらせる最も簡単な方法は、ランサムウェアの脅威を発表することだ。ドキシウェアは、憂慮すべき新たなランサムウェアなのか、エクストーションウェアの分類が再定義されただけなのか、専門家も確信を持てずにいる。
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クラウドやIoTなど、デジタルテクノロジーの急速な進化に伴い、企業の機密データに対するリスクも飛躍的に高まることになった。サイバーセキュリティを取り巻く環境が複雑化する中、有効な対応策として注目されているのがXDRだ。
最新のサイバー攻撃に即座に対応するためには、SOCを従来の在り方から変革することが重要になる。しかし、何をすればよいのか分からないという組織も多い。そこで本資料では、現在のSOCが抱えている5つの課題とその解決策を紹介する。
サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティチームとSOCは常に厳戒態勢を取り続けている。さらにデジタルフットプリントの拡大に伴い、セキュリティデータが絶え間なく往来する事態が生じている。このような状況に対応するには、SOARが有効だ。
リモートワークの増加に伴い、組織は、SD-WANやZTNAなどを導入したが、現在はこれらのレガシー技術が、コストやセキュリティの面で新たな課題をもたらしている。これらの課題を解決するための手法として注目したいのが、SASEだ。
「支社や拠点の増加」「従業員とデバイスの分散」「IoTデバイスの爆発的な普及」などの要因により、サイバー犯罪者にとってのアタックサーフェスが著しく拡大した。こうした中で、企業が自社の環境を効果的に保護する方法を解説する。
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