付属ツール「Windows ファイアウォール」の利点と限界サードパーティーのファイアウォールをどう使う?

Windows ファイアウォールは効果的かもしれない。だがセキュリティ対策として万全ではない。サードパーティーファイアウォールは場合によっては、IT部門が必要とする追加的な保護層を提供してくれる。

2017年07月05日 05時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]
Windows 10におけるWindows ファイアウォールの設定画面《クリックで拡大》

 Microsoftは以前からWindows OSにファイアウォールを組み込んでいるが、IT部門が拡張を望み、サードパーティーファイアウォールを検討することもある。

 Windowsに対応したサードパーティーファイアウォールは複数ある。管理者が問い掛けなければならないのは、内蔵の Windows ファイアウォールを使った方がいいのか、それともサードパーティーファイアウォールを利用した方がいいのかという問題だ。

  Windows ファイアウォールは実際のところ、極めて手堅い。優れた機能を備えていて、Microsoftが全面的にサポートしている。何よりも、 Windows ファイアウォールはWindowsに含まれるので、管理者が別のライセンスの心配をする必要がない。同様に、別のソフトウェアのインストールとメンテナンスも不要だ。 Windows ファイアウォールはデフォルトでインストールされ、ユーザーに対しても単純な設定で強制的に有効にできる。

サードパーティーファイアウォールの役割

ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...