フラッシュメモリを搭載した高速に読み書きできるストレージの人気が高まり、各種ストレージネットワークも高速化している。各種ストレージネットワーク技術のこれまでの道のりと今後の開発予定について解説する。
企業のストレージ環境を高速化する技術の選択肢は、ますます充実している。ファイバーチャネル(FC)は終焉(しゅうえん)を迎えると予測する声もあるが、市場調査を見ると、依然としてミッションクリティカルなアプリケーション向けに多く利用されている。イーサネットはストレージネットワーク技術としてますます人気が高まっており、他の技術より速いペースで開発が進んでいる。ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)環境の選択肢として人気のある「InfiniBand」も大幅な高速化が進んでいる。SAS(Serial Attached SCSI)は、ホストコンピュータとHDDやSSDの間のデータ伝送に広く使用されており、2019年までには従来の倍近い25Gbpsの速度が実現する見込みだ。
特にストレージインタフェースの標準規格「Non-Volatile Memory Express」(NVMe)は、SSDが真価を発揮するための新技術として注目を集めている。さらにNVMeは、NVMe規格をベースとするNVMe over Fabrics(NVMe-oF)という規格も開発した。これはNVMeがもたらす低レイテンシと高パフォーマンスの利点を企業のサーバとストレージをつなぐネットワークファブリック全体にもたらす。
本稿では、各種ストレージネットワーク技術のこれまでの道のりと今後の開発予定について解説する。
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