AWSやMicrosoft、Googleのような大手クラウドベンダーが、こぞってIoTサービスの提供に力を入れている。一方で、ユーザー企業がIoT製品を開発する際に、クラウドだけに頼るのは危険だ。
全ての機器をIoT(モノのインターネット)によって制御する時代が来ようとしている。IoTが現実のものとなりつつある今、多様で複雑性に富む「モノ」の分野には、温度などを測定するセンサーや、メッセージなどを送信できるCPU、Bluetoothなどのプロトコル経由で通信できるアンテナなどさまざまな製品が挙げられる。
Amazon Web Services(AWS)やMicrosoftのような大手クラウドベンダーは、こぞってIoTサービスの提供に力を入れている。Googleも、先行するAWS、Microsoftに追い付こうとIoT競争に参入し、さまざまなサービスを打ち出しているが、具体的にどのような取り組みをしているのだろうか。
一方で、クラウド環境でIoTの製品/サービスを開発する際には注意が必要だ。IoTの接続先にクラウドを採用すれば、コストや導入リソースの節約になる。しかし、ユーザーの使い勝手を考えると最善の策とはいえない場面も多い。IoT製品を開発する上では、サーバとエッジの両方が条件を満たす必要がある。このコンテンツでは、IoT製品で成功するために気を付けたいポイントを紹介する。
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