技術の2大トレンド、「IoT」と「3Dプリント」の連携が生み出す破壊的ビジネスとは平らな電子部品から解放(1/3 ページ)

3Dプリンタを活用することで、モノのインターネット(IoT)デバイスのパーツをより迅速かつ効率的に試作、生産できるようになるかもしれない。

2016年10月24日 12時00分 公開
[Ellen MuraskinTechTarget]
3Dプリンタ「Squink」開発したBotFactoryのWebページ《クリックで拡大》

 モノのインターネット(IoT)と3Dプリントは、テクノロジーの歴史で大きな2つの流行語であるように見えるだろう。突き詰めると、IoTは、インターネットに接続しているアプリケーションやデータとは異なる。IoTは、3次元空間を占有し、デバイスを制御したり、データを持ち帰ったりする電子装置といった物理素材を使用する。CADの設計から単純なものを安価に素早く生産できる3Dプリンタの機能は、試作を楽にしてくれることから、設計者にすばらしい恩恵をもたらす。

 そして、ここ数年で、IoTと3Dプリントの融合が見られるようになっている。IoTデバイスの大部分を占める電気回路や、印刷された回路基板などの試作に加えて、製造にまで3Dプリントが導入されている。

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news061.png

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...