「Office 2019」「Windows 10」で迫られる移行 サブスクリプションモデルとはオンプレミス型Officeは打ち止め?

MicrosoftはOffice 365やWindows as a Service(WaaS)などクラウド型サブスクリプションを推進している。全ての企業に向いているわけではないため検討が必要だが、決断までの時間はあまり残っていないようだ。

2018年03月08日 05時00分 公開
[Alyssa ProvazzaTechTarget]

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画像 バランスを考え、決断する

 Microsoftは今後も、別のバージョンをリリースすることなくWindows 10をアップデートし続ける予定だ。MicrosoftはWindows as a Service(WaaS)というコンセプトと説明する。また、2018年2月には「Office 2019はWindows 10のみで使用できる」と発表した。企業はOffice 2019を使用したければ、Windows 10を採用するか、OS環境を変更したくない場合は、クラウド型の「Office 365」を購入しなければならない。また、Office 2019以降の次期Officeバージョンの発表がない可能性を考慮すると、今後はOffice 365が企業の唯一の選択肢となる可能性がある。

 「これは長い時間をかけてMicrosoftが実現した仕組みだ」とフリーランスとしてテクニカルライターとコンサルタントをしているジョン・ハッセル氏は語った。

 「サブスクリプションモデルを解約したいユーザーをきつく締め付けるための最初の発表となるだろう」

クラウド型サブスクリプションが有効なのは?

 クラウドによってIT関連の管理負荷が軽減されるため、多くのITスタッフを置けない企業や自営業のオーナーは、Office 365とWindows 10のサブスクリプションを導入した方が良いだろうとハッセル氏は語る。

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