2018年02月01日 05時00分 公開
特集/連載

Windows 10移行の落とし穴、既存ファイルと設定を引き継ぐ際の注意点とは?インプレースアップグレードとクリーンインストールを比較

既存PCのOSを「Windows 10」へ移行する際、取り得るアップグレードの方法に「インプレースアップグレード」と「クリーンインストール」がある。両者の違いは何か。どう使い分けるべきなのか。

[Brien Posey,TechTarget]
画像 Windows10への2大移行方法をチェック

 組織内のクライアントOSを「Windows 10」へ移行すると決めたら、IT部門はWindowsデバイスの各種設定やファイルの移行方法を理解しておく必要がある。残念ながら普遍的な移行方法はない。現状や移行後のクライアント環境、移行後に引き継ぎたいデータの種類によって、適切な移行方法が異なる。

インプレースアップグレード

 IT部門はWindows 10への「インプレースアップグレード」を実行すると、現状のWindowsの各種設定やファイル、一部のアプリケーションを引き継ぐことができる。ただしインプレースアップグレードの実行中に、予期しないことが発生することもある。事前にシステムの完全バックアップを作成することを推奨する。

 Windows 10への移行手段として、常にインプレースアップグレードを選択できるとは限らない。例えば移行対象のクライアントPCには、インプレースアップグレードを実行するために、十分なストレージ容量を残しておく必要がある。Windowsを「Home」エディションから「Pro」エディションへ変更したり、32bit版から64bit版へ変更したりする場合には、インプレースアップグレードを利用できない。現在利用しているWindowsの健全性が低い場合も、インプレースアップグレードを選択すべきではない。健全性を低くする“お荷物”をそのまま引き継いでしまうからだ。

 こうした状況では、Windows 10を新規インストールする「クリーンインストール」を実行し、その後に各種設定やファイル、アプリケーションを移動するのが現実的な選択肢となる。

IT部門の選択肢は何か

 クリーンインストールでWindows 10へ移行する場合、各種設定やファイル、アプリケーションを移行するには、主に2つの選択肢がある。

ITmedia マーケティング新着記事

news051.jpg

電通の広告・マーケティングノウハウをAIで再現 「CXAI」が目指すもの
電通グループ4社が、CXのためのAI構築サービスを開始した。電通のクリエイターの知見を学...

news066.jpg

Snowflakeデータマーケットプレイスが目指すもの クラウドDWHから他社データ活用、そして自社データ収益化へ
2020年9月に新規株式公開(IPO)を果たし、時価総額が一時約700億ドルとなって話題を呼ん...

news007.jpg

「A/Bテスト」ツール 売れ筋TOP10(2021年6月)
デジタル需要が拡大する中、自社サイトの運営でクリック率やコンバージョン率の向上に欠...