業界の専門家は、口をそろえてWindows 10への移行を勧めている。Windows 10への移行はIT管理のパラダイムシフトを促し、「IT部門が責任を放棄するチャンスだ」という。しかし、IT部門の仕事は終わらない。
IT部門の2018年の最優先事項はWindows 10への移行だ。Windows 7のサポートが2020年に終了するのに備えるためだ。
本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 3月20日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。
なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。
本誌Computer WeeklyがTechTargetと合同で実施した「IT優先度調査」2018年の結果が明らかになった。それによると、Windows 7の延長サポート終了まで2年を切り、調査に回答を寄せた企業の44%が2018年にWindows 10に移行する予定だという。
この移行は、2018年の大きなプロジェクトの1つになる。移行後もアプリケーションが稼働することを確認する以外にも必要な作業がある。Windows 10の使用開始を機にデスクトップITの運用方法を変更するように、専門家はIT部門に促している。
Microsoftは、アプリケーションがWindows 10でも動作するかどうかを確認するのに役立つ「Windowsアセスメント&デプロイメントキット」(Windows ADK)を提供している。このキットには、「Compatibility Administrator」というツールが含まれている。Windows 10でWindows 7環境をシミュレートする互換性モードで、レガシーアプリケーションを強制的に実行させることができる。
ソフトウェア資産管理会社Flexeraの公式ブログに、Windows 10移行プロジェクトの複雑さに注目した記事がある。そこには次のような記述がある。
本記事は抄訳版です。全文は、以下でダウンロード(無料)できます。
■Computer Weekly日本語版 最近のバックナンバー
Computer Weekly日本語版 3月7日号 逆に考えるんだ「GDPRはチャンスだ」と
Computer Weekly日本語版 2月21日号 Spectre&Meltdownの見つけ方
Computer Weekly日本語版 2月7日号 キャッシュレス先進国の現実
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
世界中で広く利用されているChromeブラウザは、業務における重要なエンドポイントとなっているため、強固なセキュリティが必要となる。そこでChromeブラウザを起点に、企業が安全にWebへのアクセスポイントを確立する方法を紹介する。
Google Chromeの拡張機能は生産性の向上に不可欠な機能であり、ユーザーが独自にインストールできる一方、IT管理者を悩ませている。ユーザーデータを保護するためにも、効率的な運用・監視が求められるが、どのように実現すればよいのか。
データ活用が企業の命運を握る今日にあって、絶対に避けなければならないのがデータの損失だ。本資料では、ビジネスクリティカルな状況下でデータの保全・保護・復旧を可能にするバックアップソリューションを紹介する。
データのバックアップに求める機能は、企業によってさまざまだ。必要な機能だけを選択して導入することで、無駄なく効率的なデータ保護が可能になる。そこで注目されているのが欲しい機能だけを搭載できるバックアップ/リカバリー製品だ。
データバックアップは、安定した経営を維持し、災害やサイバー攻撃のリスクから業務を守るために不可欠である。とはいえ、自社に最適なバックアップ手法の確立は簡単なことではない。豊富な機能を備えているソリューションに注目したい。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...