Windowsアプリ管理もクラウドで 「Microsoft Intune」本格移行はいつ?アプリケーション管理も徐々にクラウドへ

「System Center Configuration Manager」(SCCM)を使ったこれまでのアプリケーション管理方式から、クラウドを使った新しい管理方式にいつ移行すべきか、慎重に検討すべきだ。

2018年06月08日 05時00分 公開
[Tim ManganTechTarget]
画像 クラウド利用も視野に入れた見直しが必要

 Microsoftは企業のWindows管理者に、コンピューティングリソースとユーザーの管理を新しい方式に移行してほしいと考えている。そのコンセプトと方向性はいいが、全ての組織が移行できる段階にあるわけではない。まずは新しいWindowsアプリケーション管理方式を理解し、いつどこに導入するのがよいか、慎重に見極めることが重要だ。

 アプリケーション管理では、デバイスをOSとアプリケーション、ID(アイデンティティー)について、ポリシーを適用することが必要だ。これまではSCCM、アプリケーション仮想化、ディレクトリサービスの「Microsoft Active Directory」(AD)とグループポリシーを組み合わせる方式だったため、オンプレミス環境での管理が前提となることが多かった。Microsoftの新しいアプリケーション管理方式はこれらを全てクラウドに移し、IT部門が設定用の環境構築をしなくて済むようにする。

新しい管理方式の方向性

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...