iPhone、iPadのセキュリティ設定を採点、CISベンチマークとはロック中の「Siri」機能オフなどを推奨

「iOS」端末のセキュリティはユーザーの使い方に左右される。企業で使用するiOS端末のセキュリティを定める基準として、CISベンチマークを導入すればセキュリティ強化に役立つ。

2018年11月29日 05時00分 公開
[Alexander S. GillisTechTarget]
画像

 「iOS」端末のセキュリティは全般的に「Android」端末より強固だ。しかしリスクも潜んでいる。

 モバイル端末はセキュリティリスクの原因になりやすい。特に従業員が私物端末を使い、会社の機密情報を保存したり、業務関連の作業をしたりすればリスクは大きくなる。

 iOSのセキュリティリスクを回避する方法として、CIS(Center for Internet Security)ベンチマークを紹介しよう。CISベンチマークでは、社内システムへの不正アクセスや、悪意のある攻撃を防ぐための方法が示されている。これを導入すれば、COPE(業務端末の私的利用)やBYOD(私物端末の業務利用)におけるセキュリティリスク低減に役立つ。iOS端末の基本的なセキュリティ設定のチェックリストとしてぜひ活用しよう。

CISベンチマーク

ITmedia マーケティング新着記事

news053.jpg

フォルクスワーゲンがGoogleとタッグ 生成AI「Gemini」搭載で、何ができる?
Volkswagen of AmericaはGoogleと提携し、Googleの生成AI機能を専用アプリ「myVW」に導入...

news175.jpg

JAROに寄せられた「広告への苦情」は50年分でどれくらい? 業種別、媒体別の傾向は?
設立50周年を迎えた日本広告審査機構(JARO)が、これまでに寄せられた苦情を取りまとめ...

news085.jpg

データサイエンティストの認知率は米国6割、インド8割 さて、日本は?
データサイエンティスト協会は、日本と米国、インド、ドイツの4カ国で、データサイエンテ...