モバイル端末で社内のデータにアクセスできるようにする場合、ID/パスワードによるユーザー認証だけでは不十分だ。モバイル端末を導入するIT部門は、新技術を使った認証手段について検討する必要がある。
パスワード管理サービスを提供するLastPassが実施した最近の実態調査によれば、エンドユーザーの半数以上は同じID/パスワードを複数のアカウントで使い回している。この場合、攻撃者が1つのアカウントのID/パスワードを入手すれば、アカウントの持ち主が利用する複数のサービスにログインできる。ユーザーは同じID/パスワードを使い、会社のデータや企業秘密、あるいは社内の重要な会話ログにアクセスしている可能性がある。つまりID/パスワードの使い回しは組織を危険にさらしかねない。
ITプロフェッショナルは、PCの認証計画は定めているかもしれない。しかしモバイル端末は認証に対する独自のアプローチを必要とするため、計画の策定が難しい。ITプロフェッショナルが活用できる手段やツールは幾つかある。その中からモバイル端末の認証には、どの方法が最善なのかを知っておかなければならない。
認証の要素は、以下の3種類に分類できる。
アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...
2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...
天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...