「7pay」の不正アクセスなど、インターネット通信を利用するWebアプリケーションのインシデントが後を絶たない。Webアプリケーションのユーザー側と提供者側の双方から見て注意すべきリスクとは何だろうか。
インターネットなどのネットワークを介して利用するWebアプリケーションが普及する一方で、攻撃者もそれを狙った不正行為を試みている。世間を賑わせた、2019年7月に発生した決済サービス「7pay」の不正アクセスは、その代表例だ。Webアプリケーションはありふれた存在であるだけに、サービス提供者にとってもユーザーにとっても、不正アクセスの問題は対岸の火事ではない。
本稿はWebアプリケーションを狙った攻撃手法と、具体的な対策を紹介する。インシデントに備え、Webアプリケーションに伴うリスクと対策をいま一度理解しておこう。
ネットワークセキュリティ分野に詳しいアカマイ・テクノロジーズの中西一博氏によれば、Webアプリケーションに対する攻撃は、以下のような箇所が対象になるという(図1)。
上記の箇所を狙い、攻撃者は以下の4つのフェーズで攻撃を実施する。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...