Zoomなどの「Web会議」を安全に録画したいなら“これ”を決めるべしWeb会議の録画データの扱い方ガイド【前編】

テレワークの定着に伴い、企業はWeb会議の録画データを活用するようになった。録画データの安全な保管方法を検討する前に、どのような方針で管理するのかを決める必要がある。何を決めればよいのか。

2021年08月18日 05時00分 公開
[Demetra EdwardsTechTarget]

 会議や研修のために、企業が「Google Meet」「Cisco Webex」「Zoom」といったWeb会議ツールを使う中で、Web会議の録画データが蓄積され続けている。そうした録画データを安全に保存する方法を知っておくことは重要だ。

 企業にとって、Web会議ツールを使ったオンライン会議は日常になった。テレワークとWeb会議ツールの普及によって、録画データの扱い方に変化が生じている。録画の安全を保つためには、どのようなプロセスやコンプライアンス(法令順守)を従業員に徹底させる必要があるのだろうか。

 企業は誰が録画データを参照、共有できるのかを把握しておかなければならない。録画データのセキュリティ計画の前に、録画データを管理するための戦略を確立させる必要がある。企業が録画データの取得前に決めておくべき項目には以下がある。

1.録画するかどうかの決定

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news067.jpg

「単なるスポーツ広告ではない」 Nikeの27年ぶりスーパーボウルCMは何がすごかった?
Nikeが27年ぶりにスーパーボウルCMに復帰し、注目を集めた。

news082.png

Z世代と上の世代で利用率の差が大きいSNSトップ3 1位「TikTok」、2位「Instagram」、3位は?
サイバーエージェント次世代生活研究所が実施した「2024年Z世代SNS利用率調査」の結果が...

news187.jpg

主戦場は「テレビ画面」へ YouTube20周年でCEOが公開書簡
20周年を迎えるYouTubeが、クリエイターとユーザーの双方にとってより魅力的で革新的なプ...