「IAM」(IDおよびアクセス管理)の知識とスキルを習得するには、どのような認定資格を取るとよいのか。期待できる給与水準を含めて、IAMに関連する認定資格の基本情報をまとめた。
ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)をはじめとした攻撃が活発化していることを背景に、ユーザーのIDやアクセス制御を管理する「IAM」(IDおよびアクセス管理)の重要性が高まっている。IAMに関わるキャリアは今後も有望な分野の一つだ。IAMに精通していることを示すためには、どのような認定資格が有用なのか。IAM担当者の平均年収と併せて紹介する。
IAM分野では以下の認定資格が高く評価される。
CISSPを取得することで、IAMの他にリスク管理やセキュリティ評価、セキュリティテスト、ソフトウェア開発におけるセキュリティといった知識を身に付けることができる。
その他、IAMに特化した認定資格としては以下がある。
認定資格を取得せずにIAMの知識を深めたいと考えている人は、無料で提供される学習コースを受けるとよいだろう。例えば以下の認定資格がある。
Identity Security Leader Credentialは、4時間半のトレーニングコースを受講し、試験に合格することで習得できるIAMの認定資格だ。
IAM担当者の給与は国や地域の他、勤めている企業の業種や規模などによって異なる。就職支援事業のGlassdoorが実施した調査によると、米国でIAM関連職に就いている人の平均年収は以下の通りだ。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
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