2010年11月11日 08時00分 UPDATE
特集/連載

Web会議システム紹介:ジャパンメディアシステムHDクラスの鮮明映像を映し出す新世代Web会議システム「LiveOn 8.0」

アドホックな打ち合わせはWeb会議システムで十分。だから画質にはあえて目をつぶる――そうした考えは「LiveOn」に触れた後に改めなければならないかもしれない。

[井上猛雄]

ビデオ会議システムの品質に追い付いた

 「以前まではビデオ会議システムは経営層が、Web会議システムは現場が使うという形で、利用シーンのすみ分けができていると考えていた。しかし、今や両者の品質や機能、使い勝手に違いがなくなり、Web会議システムがビデオ会議システムのマーケットに食い込むようになったと分析している」

 こう語るのは、ジャパンメディアシステム(以下、JMS)ビジュアルコミュニケーション部 課長の山崎拓郎氏だ。これは、今後のWeb会議システムの動向を占う上で、とても重要な発言だと考えられる。従来のWeb会議システムは、どちらかというとコストや導入の容易さに重きが置かれ、品質面については目をつぶりがちであったことは否めない。それがシステム的に進化を遂げ、回線環境も向上した結果、ビデオ会議システムと品質・機能両面で肩を並べるレベルになってきた。

画像 高品質・高機能路線を今後も追求し、海外を視野に入れた販売展開を図ると話す山崎氏

 JMSが開発・販売するWeb会議システム「LiveOn(ライブオン)」の最新バージョン8.0は、HDレベルの高品質な映像とクリアな音声を実現しており、同製品の大きな特徴となっている。山崎氏は「LiveOnは品質面において、どのベンダー製品にも負けないと自負している」と胸を張る。

 LiveOnの開発経緯は2001年にまでさかのぼる。当初、JMSは「Vchat」という名称でコンシューマー用のインターネットテレビシステムを開発し、OCNやBIGLOBEといった大手プロバイダーにシステムを販売していた。2004年には、このVchatの通信方式を抜本的に見直し、ビジネス用途に進化させた新しいWeb会議システムであるLiveOnをリリース。その後もさまざまな改良を加え、HD対応の最新バージョン、LiveOn 8.0を2010年3月に発売した。

 このLiveOn 8.0には「ASP版」と「イントラパック版」が用意されている。イントラパック版は、ユーザーのネットワーク内にLiveOnサーバを構築し、セキュリティポリシーやカスタマイズの要望に応えるものだ。ASP版でオプションとして用意されている機能も標準装備している。最大参加者数(拠点数)については、イントラパック版が最大1000、ASP版が最大20(オプションの多人数モードで1000まで拡張可能)という違いがある。本稿では、容易に導入できるASP版を中心に紹介していく。

画像 LiveOn 8.0の基本画面(単一ウィンドウモード)。オプションの多人数モードでは1000拠点まで拡張可能
LiveOn 8.0の基本スペック
  仕様
サービス体系 ASP/ライセンス
対応OS Windows XP/Vista/7
対応Webブラウザ Internet Explorer 6以上、Firefox 2.0以上、Opera 9.5以上、Safari 3.1以上、Google Chrome 0.2以上など
最大接続数 20(オプションで最大1000)
最大表示映像数 20
基本機能 資料共有、ファイル共有、ホワイトボード、テキストチャット機能、録音・録画機能、招待メール機能など。カスタマイズ、各種オプション(HD画質対応、アプリケーション/デスクトップ共有、プレゼンス機能、多人数モード、スケジュール機能など)あり。対応言語は日本語および英語
料金 Live On ASP版:クライアントライセンス費用8万1900円/ライセンス、月額使用料3150円/ライセンス。そのほかオプション選択で価格が変動(※)
※例:HD画質対応では価格31万5000円+2150円/ライセンス(いずれも税込み)

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