2012年12月28日 18時30分 UPDATE
特集/連載

Windows 8やWindows Phoneへの関心は薄い「Windows 8アプリは開発しない」――米Google、決断の理由

iOSとAndroidの2大モバイルOSを前に、Windowsの存在感が低下――。米GoogleがWindows 8やWindows Phone 8向けアプリを開発しないと決めた背景には、こうした現実がある。

[Valerie Sarnataro,TechTarget]

 米Googleは、GmailやGoogle Driveといったビジネス向け製品について、米MicrosoftのWindows 8やWindows Phone 8版のアプリケーションを開発しない計画であることを明らかにした。同社は、目覚しい発展を遂げるモバイル市場のニーズに対応すべく、iOSとAndroid向けのアプリケーション強化に注力する。

 英ITニュースサイトV3.co.ukのインタビューにおいて、Google Appsの製品管理ディレクターを務めるクレイ・バフォール氏が、上記のGoogleの計画とその背景を明かしている。バフォール氏によると、Googleが現時点でWindows版アプリケーションを開発しない理由は、顧客の関心が薄いことのようだ。

 V3.co.ukの記事でバフォール氏は、「Windows向けアプリケーションを開発する計画はない」と明言し、「Googleは投資先を極めて慎重に検討している。ユーザーの動きを見て判断するが、ユーザーはWindows PhoneやWindows 8に流れていない」とコメントしている。

 だがGoogleは、Windows版アプリケーションの開発を完全に放棄したわけではない。Windowsへのユーザーの関心が高まれば、Windows版のアプリケーション開発に投資をするとバフォール氏は話す。

 いずれにせよ現時点では、Windows搭載端末でも、他のメールアプリケーションからGmailを利用したり、Webブラウザ経由でGoogle Driveへアクセスできるが、Windows 8またはWindows Phone版のGoogleサービス専用アプリケーションは開発されない。

クラウドに開発を集中

 Googleは、AndroidとiOSの2大モバイルOSが市場を支配している現状を踏まえ、この両OSを搭載したスマートフォンとタブレット用のコアアプリケーションを強化するという。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

AIを活用してコミュニケーションデータを分析するDMP、トランスコスモスが提供開始
トランスコスモスは、AIを活用して広告やチャットなどのコミュニケーションデータを分析...

news091.jpg

TUNE、来店・購入につながったオンラインマーケティングの効果を測定する機能「In-Store Event」を提供開始
TUNEは、オフラインの来店や販売につながったオンラインマーケティングの効果を測定・分...

news090.jpg

レシート画像をマーケティングデータ化、ソフトブレーン・フィールドが特許取得
ソフトブレーン・フィールドは、同社の「Point of Buy 購買理由データ提供サービス」に...