「無線LAN/WAN/Wi-Fi」の仕組みやメリット、課題とは?

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無線LAN規格「IEEE 802.11」とは何か

 「IEEE 802.11」は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子学会)が策定した、無線ネットワーク規格の一つだ。IEEE 802.11に準拠した無線ネットワークを一般的に「無線LAN」(Wireless LAN)と呼ぶ。IEEE 802.11には幾つかの種類があり、IEEEが新しい規格を追加することがある。(続きはページの末尾にあります)

無線LAN/WAN/Wi-Fi関連の技術解説

「Wi-Fi 6E」で何が変わった? ドイツのサッカー名門が使う“6GHz帯”無線LAN

ドイツのクラブチーム、ドルトムントがホームスタジアムに「Wi-Fi 6E」準拠の無線LANを導入し、顧客体験の向上と運営の効率化を図る。Wi-Fi 6Eにどのような効果を見込んでいるのか。

(2024/6/14)

無線LAN接続に「モバイルルーター」を使うなら“6つの視点”で選ぶべし

無線LAN接続用の手段としてモバイルホットスポット専用デバイス(モバイルルーター)を使う場合は、考慮すべきポイントが複数ある。6つにまとめて解説しよう。

(2024/6/14)

いまさら聞けない「無線LANルーター」と「無線LANアクセスポイント」の違い

無線LANルーターと無線LANアクセスポイントは役割が似ていることから混同してしまうユーザーもいる。両者は何が違うのか。無線LANルーターと無線LANアクセスポイントの基礎をおさらいしながら両者の違いを解説する。

(2024/4/15)

無線LAN「Wi-Fi Halow」は何に使える? 普通のWi-Fiとはちょっと違う応用例

無線LAN規格「Wi-Fi Halow」(IEEE 802.11ah)は電力消費を抑える機能や約1キロ届く通信など、IoT向けの機能を搭載している。実際にどのような用途に使えるのか。

(2024/4/12)

同じ無線LANでも「Wi-Fi 6」とは根本的に違う「Wi-Fi Halow」だけの機能とは?

無線LANの業界団体WBAが、IoT向けの無線LAN規格「Wi-Fi HaLow」に関するホワイトペーパーを公開した。今後の活用を見込んで、さまざまなユースケースを検証する。Wi-Fi Halowとは何か。

(2024/4/5)

無線LAN技術「OpenRoaming」と「Passpoint」によるローミングの違いとは?

無線LAN(Wi-Fi)のローミングの仕組みであるOpenRoamingとPasspointは、一見すると似ている。だがよく見ると幾つもの違いがある。両者を比較する。

(2024/3/15)

無線LANの規格「Passpoint」とは? 接続が途切れない仕組みを徹底解説

Wi-Fi Allianceが管理するローミング規格Passpointは、OpenRoamingに比べて手軽に利用できる。それでいて、セキュリティ面への配慮も十分になされている。Passpointの特徴とは。

(2024/3/8)

奥が深い「Wi-Fiローミング」の仕組み OpenRoamingの特徴を徹底解説

Wi-Fiのローミングには「OpenRoaming」と「Passpoint」という2大規格がある。それぞれにメリットがあり、特徴や仕組みを理解する必要がある。OpenRoamingについて解説する。

(2024/3/1)

無線LAN、5Gのネットワーク担当者が「AI」には期待できない切実な理由

AI技術は今後、ネットワークにもより強い影響を与えるようになると考えられる。ただしAI技術を導入しさえすれば、運用がうまくいくわけではない。無線LANでAI技術を使うには何が必要なのか。

(2024/3/1)

「無線LAN」の次の進化は「AI」にあり “あのトラブル”がなくなるかも?

AI技術は今後、ネットワークにとって不可欠な技術になる。無線LANもその恩恵を受ける分野だ。AI技術は無線LANをどのように進化させるのか。

(2024/2/23)

無線LAN規格「Wi-Fi 6」から「Wi-Fi 7」への進化は“意味がない”のか?

無線LAN新規格の開発ペースが加速している。ただし一部の機能は十分に活用されないまま、新規格の開発が進んでいる。こうした状況に専門家は危機感を抱いている。

(2024/2/20)

無線LAN「Wi-Fi 7」に飛び付く人と「Wi-Fi 6」で満足な人、それぞれの考え

無線LANの次世代規格Wi-Fi 7に準拠する製品が早くも市場に出てきた。しかし、だからといって企業や消費者が無線LAN新製品に飛び付くわけではない。

(2024/2/13)

Wi-Fiの「遅い」「つながらない」をなくす“無線LANの技術革新”とは?

無線LANのQoS(サービス品質)要件は、アプリケーションやネットワークを提供する場所によって異なる。無線LANのQoS確保方法を解説する技術レポートを公開した業界団体WBAは、何を推し進めているのか。

(2024/2/8)

「Wi-Fiの“品質”」って何のこと? 無線LANのKPIで解説

WBAは、無線LANのQoS(サービス品質)を向上させる方法をまとめた技術レポートを公開した。映像やゲーム配信用のネットワーク、オフィスや公共施設のネットワークなどの品質を保つ指標とは。

(2024/1/31)

Wi-Fi 7製品がやってくる 時代は「マルチギガビット」に突入?

「Wi-Fi 6」の後継である「Wi-Fi 7」の製品群をNokiaが発表した。2024年の前半に、実際に利用できる可能性がある。Nokiaの幹部や調査会社は、Nokiaの新製品発表をどのように見ているのか。

(2023/12/7)

次世代無線LAN「Wi-Fi 7」製品が早くも登場 気になる進化は?

次世代の無線LANとして注目を集める「IEEE 802.11be」(Wi-Fi 7)の製品群を、Nokiaが発表した。Wi-Fi 7で追加された新機能はネットワークにどのような変化をもたらすのか。

(2023/11/30)

業界別の「FWA」(固定無線アクセス)活用方法とメリットを解説

ユーザーは有線によるネットワークインフラが整備できない地域にいても、「固定無線アクセス」(FWA)によってブロードバンド接続を利用できる可能性がある。

(2023/11/14)

有線やWi-Fiより「FWA」が選ばれる3つのユースケースとは

「5G」(第5世代移動体通信システム)を固定無線アクセス(FWA)で使う「5G FWA」の利用が拡大する見込みだ。FWAに適したユースケースとは。

(2023/11/6)

企業向けの「信頼できる無線LAN」を作るベストプラクティスはこれだ

無線LAN構築には幾つものポイントがある。まずは専門家に設計を依頼するといった基本的な内容を押さえよう。その後は、少しの手間で理想に近い無線LANを目指すことができる。

(2023/11/3)

Wi-Fiユーザーが密集しても「無線LANの速度」が“激落ち”しないのはなぜ?

企業向け無線LANの構築には幾つもの注意点がある。まず重要なのは、Wi-Fiのネットワークとしての特徴を理解しておくことだ。Wi-Fiは混雑に弱いという特徴がある。それを克服する技術や工夫を紹介する。

(2023/10/20)

IEEE 802.11の仕組み

 IEEE 802.11の全規格は、通信プロトコルの「CSMA/CA」(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)を使用する。データを電波に乗せる変調方式としては「PSK」(Phase Shift Keying:位相偏移変調)の他、一部の規格は「CCK」(Complementary Code Keying)といった他の方式を使用する。新しい変調方式は、データ通信速度の向上と、電波の干渉に対する脆弱(ぜいじゃく)性の低減を実現する。