Wi-Fi 7製品がやってくる 時代は「マルチギガビット」に突入?NokiaがWi-Fi 7製品を投入【後編】

「Wi-Fi 6」の後継である「Wi-Fi 7」の製品群をNokiaが発表した。2024年の前半に、実際に利用できる可能性がある。Nokiaの幹部や調査会社は、Nokiaの新製品発表をどのように見ているのか。

2023年12月07日 05時00分 公開
[Joe O’HalloranTechTarget]

 通信機器ベンダーNokiaは無線LANの次世代規格「IEEE 802.11be」(Wi-Fi 7)準拠の製品群を2024年前半に提供開始すると発表した。Wi-Fi 7準拠の製品群にはゲートウェイ機器や、「固定無線アクセス」(FWA)ルーター、家庭用無線LAN アクセスポイント(AP)が含まれている。Nokiaの幹部や調査会社は、その影響をどう見ているのか。

Wi-Fi 7製品がすぐそこ ネットワークの“次の時代”とは?

 世界各国のネットワークインフラの動向について、Nokia 固定ネットワークデバイス部門 Wi-Fi責任者のジャスティン・ドゥセット氏は次のように語る。「家庭向けブロードバンドの速度は新たなレベルに引き上げられている」

 ドゥセット氏によれば、有線LANは1Gbpsを超える通信速度を実現する「マルチギガビットイーサネット」への移行が進んでいる。家庭向けでは25ギガビットイーサネット(GbE)の光ファイバーを採用する動きが広がっているという。「Wi-Fi 7は、こうしたマルチギガビットブロードバンドサービスを家中のどこでも利用可能にする規格だ」とドゥセット氏は強調する。

 調査会社Informa Tech(Omdiaの名称で事業展開)の消費者向けデジタルサービス担当リサーチディレクターを務めるマイケル・フィルポット氏は、新しいWi-Fi 7製品群について、次のように語る。「Wi-Fi 7の製品やサービスは全て、相互運用性を確保するためにWi-Fi Allianceが定める規格に準拠していなければならない」

 Wi-Fi Allianceは無線LANの業界団体だ。Wi-Fi 7には、「IEEE 802.11ax」(Wi-Fi 6)にはなかった幾つかの機能が追加される。それらの新機能はWi-Fi Allianceによって品質や互換性が保証されてこそ、ユーザーが安心して使えるようになる。

Computer Weekly発 世界に学ぶIT導入・活用術

米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news053.jpg

「docomo Ad Network」 高LTVユーザーのみに広告配信ができる顧客セグメントを追加
D2Cは顧客生涯価値が高くなることが見込まれるセグメントを抽出し、新たなセグメント情報...

news135.png

インターネットの利用環境、女性の66%は「スマホのみ」――LINEヤフー調査
LINEヤフーが実施した2023年下期のインターネット利用環境に関する調査結果です。

news108.png

LINEで求職者に合った採用情報を配信 No Companyが「チャットボット for 採用マーケティング」を提供開始
就活生が身近に利用しているLINEを通して手軽に自社の採用情報を受け取れる環境を作れる。