企業内ネットワークへの社員のリモートからのアクセス増加に伴い、SSL VPNへの関心が再度高まっている。
SSL(Secure Sockets Layer) VPNに対する関心が再び高まっており、ある調査会社によると、配備計画を詳細に検討することにより、どのようなタイプの製品スイートがユーザー企業のニーズに合っているのかを判断すべき時が来たという。
2005年上半期には、早期導入企業が一斉にSSL VPNに飛びついたが、このブームは半年で下火になった。米調査会社フォレスターリサーチの推定によると、昨年末の時点で、SSL VPN技術を積極的に利用している、あるいは導入を検討していたのは、大企業の50%だった。
しかしここにきて、早期導入企業に倣ってSSL VPNを検討あるいは導入する企業が増えている。これは、同技術への関心が再び盛り上がっていることを示している。こういった状況の中、フォレスターリサーチでは、企業がSSL VPN製品あるいは特定のベンダーを選定する前に確認すべき3つの重要なチェックポイントを示した。
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