日本オラクルは、新バージョンの「Oracle Secure Enterprise Search 10g」とコネクタを発表した。機密データの検索サポート機能とより柔軟なセキュリティ機能が追加されている。
日本オラクルは4月2日、企業内向け検索エンジンの新バージョン「Oracle Secure Enterprise Search 10g Release 1(10.1.8)」と、同製品で利用できるコネクタの出荷開始を発表した。コネクタは同日より出荷され、Oracle Secure Enterprise Search 10gは2007年2月22日から出荷されている。コネクタにより、以前のバージョンで対応していたデータソースに加え、15種類以上のグループウェアやECM製品、業務アプリケーションといったエンタープライズコンテンツソースを、追加開発なしで検索できるようになるという。
これにより、「IBM Lotus Notes/Domino」や「Microsoft Exchange」など、オラクル製品以外の情報ソースのセキュア検索に対応でき、顧客は物理的にシステムを統合することなく情報を統合でき、情報共有と情報保護の相反する2つの要件を満たすことがさらに容易になるという。
Oracle Secure Enterprise Search 10gにはこのほか、あらゆる情報ソースからの検索結果やリアルタイム情報を取り込める「推奨コンテンツ」や、Oracle Secure Enterprise Search 10gのセキュアな検索リクエストを、企業内の別のOracle Secure Enterprise Search 10gで実行できる「フェデレーテッド検索」といった機能が追加されている。
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