IBM独自のチップセット技術「x4アーキテクチャー」を実装し、従来製品の3.2倍のパフォーマンスと37%の消費電力削減を実現した「IBM System x3850 M2」を発表
日本アイ・ビー・エムは10月18日、「x86サーバ」のエンタープライズ向け新製品「IBM System x3850 M2」を発表した。価格は219万4500円からで、12月14日より出荷を開始する。
本製品は、データベースやエンタープライズアプリケーション向けの拡張性、柔軟性と省エネルギーを実現するというハイエンドのx86サーバ。同社独自のチップセット技術「x4アーキテクチャー」を実装し、2.93GHzのIntel Xeonプロセッサを1ユニットに最大4個、メモリを最大256Gバイトまで搭載できる。これにより、従来のハイエンドモデルに比べ3.2倍、他社の同等製品に比べおよそ27%高いパフォーマンスを発揮するとしている。
システム稼働後にも柔軟に機構の拡張へ対応できる設計になっているため、長期的なシステムプランやIT投資をあらかじめ考慮する手間なしでシステムを導入できるという。また、従来製品に比べ消費電力の37%削減を実現し、ユーザー企業のデータセンターにおける省エネルギーに貢献するとしている。
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