組み込み機器向けデータベースとデータ管理のコードを生成する「DeviceSQL」のメジャーアップデート版。多数の機能追加や機能強化がなされた。
エンサークは3月18日、組み込み機器開発において、SQLベースの言語を用いて高性能かつ軽量なデータ管理機能を開発するためのSDK(ソフトウェア開発キット)メジャーアップデート版「DeviceSQL 4.0」を発売した。今回のアップデートでは、同一メモリ空間内でも複数の独立したデータベースを構築できるようにしたほか、大量データの取り扱いや高速な書き込み処理を可能にする機能や、データベースファイルの圧縮・暗号化をサポートする機能などが追加された。
DeviceSQL 4.0では新機能として、必要ストレージ量を従来の約50%に削減し、アプリケーションのストレージ利用を効率化する「コンプレッションアダプター」を搭載。さらに、追加機能の1つである「ライトストレージサービス」は、書き込み処理回数を減らし、トランザクション管理を簡略化してパフォーマンスを向上させるだけでなく、既存レコードを上書きするリングバッファ型のストレージ管理により必要なストレージ量を抑えることもできる。また、「インプレースUPDATE」は、アップデート時に既存データ値を直接更新、上書きすることで処理を高速化、かつデータベースファイルの肥大化を防ぐことができる。処理高速化と使用メモリ量削減のために、COMMITの処理時間を短縮するFLUSHコマンドや、指定したデータベースファイルのデータのみをバッファに展開するPM_OPEN/CLOSEコマンドも追加された。
そのほか、PC上でSQLを使ったデータベースファイルの作成・編集を行えるデータベース操作ツール「SQLProbe」が追加された。アプリケーションを作成することなく直接データファイルにアクセスし、データの更新や検索が可能だという。
エンサークでは、開発に関するより高度な内容や課題に関しては、2008年1月に発表したプロフェッショナルサービスを通じて引き続き開発支援を行うとしている。
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