本命サービスはどれ? エントリーVPNを比較してみる中堅・中小企業に効くエントリーVPN導入【後編】

価格の安さや信頼性で「インターネットVPNキラー」ともいわれるエントリーVPN。後編では、実際に提供されているサービス内容、そしてエントリーVPNに適する利用シーンを詳細に見ていく。

2008年05月27日 08時00分 公開
[池田冬彦]

 前回の記事「エントリーVPNの正体」で紹介したように、「エントリーVPN」はインターネットVPN並みのランニングコストで運用でき、セキュリティ面ではインターネットVPNより有利という点から、中堅・中小企業のビジネス拡大を支える切り札となり得る。後編では、代表的なエントリーVPNサービスであるNTTコミュニケーションズの「Group-VPN」、そして、NTT東日本の「フレッツ・グループアクセス」、NTT西日本の「フレッツ・グループ」について、詳細な内容を見ていくことにしよう。

Group-VPN

Group-VPNの概要
内容
事業者 NTTコミュニケーションズ
URL http://www.ntt-vpn.com/groupvpn/
対応拠点数 2〜1000拠点
対応エリア 全国(NTT東西のフレッツアクセス回線が利用できるエリア)
対応アクセス回線 Bフレッツ(ハイパーファミリー/ ファミリー100/マンション/ベーシック)、フレッツ・光プレミアム(ファミリー/マンション)、フレッツ・ADSL各プラン、フレッツ・ISDN(※)
※アクセス回線一括提供メニューもあり

 Group-VPNは、NTTコミュニケーションズの事業者網だけを使って拠点接続ができるサービスだ。対応するアクセス回線は、Bフレッツやフレッツ・光プレミアム、フレッツ・ADSLなど、NTT東西の提供するフレッツアクセスサービスのみ。それ以外のアクセス回線を利用している場合は、フレッツアクセスサービスに乗り換える必要がある。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...