トレンドマイクロがゲートウェイ向け仮想アプライアンス市場へ参入。「Trend Micro InterScan Web Security Virtual Appliance」および「Trend Micro InterScan Messaging Security Virtual Appliance」を販売する。
トレンドマイクロはゲートウェイアプライアンスの後継製品として、ヴイエムウェアの仮想化製品を利用したゲートウェイ向けバーチャルアプライアンス「Trend Micro InterScan Web Security Virtual Appliance」(Webセキュリティ製品)および「Trend Micro InterScan Messaging Security Virtual Appliance」(メッセージングセキュリティ製品)の2製品を、2008年第4四半期(10月〜12月)より順次提供開始する。詳細な出荷時期と価格は10月以降に発表予定だ。
OSとソフトウェアをセットで提供し、仮想化環境を利用するバーチャルアプライアンスは、「導入後すぐに運用を始められる」「OSやソフトウェアを個別にメンテナンスする必要がない」といったアプライアンスの利点と、「負荷分散や機能追加が容易」というソフトウェア製品の利点を併せ持つ製品。OSの調整やセキュリティパッチの提供もトレンドマイクロが行う。
提供形態は2つ。1つは、ハードウェアベンダーとの協業により、サーバ機器とヴイエムウェアの「VMware ESX Server」などの仮想化製品を組み合わせ、トレンドマイクロ製品を同梱して出荷する形態。もう1つは、設定済みソフトウェアを組み込んだOSのインストールイメージとして提供するもので、ユーザー企業は自社のサーバにヴイエムウェアの仮想化環境を構築した上でインストールイメージを展開する。ユーザー企業はOSを用意する必要がなく、ソフトウェアのインストールや設定も済んでいるため、手軽にゲートウェイ対策を始められるメリットがある。
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