ネットワークセキュリティ統合管理ツールが生成するクライアント操作ログなどを自動収集・保管・管理する「LogCatcher for LanScope Cat」を発売。5年間にクライアント約100台で発生する約50Gバイトのログデータを10分の1にまで圧縮できるという。
三菱電機インフォメーションテクノロジー(MDIT)は、エムオーテックスのネットワークセキュリティ統合管理ツール「LanScope Cat」が生成するクライアント操作ログやネットワーク操作ログを自動収集・保管・管理する統合ログ収集・分析システム「LogCatcher for LanScope Cat」を8月27日より販売する。
LogCatcher for LanScope Catは、LanScope Catのログデータを自動収集、効率的に圧縮し、大福帳データベースに保管する。例えば、5年間にクライアント約100台で発生する2億件(50Gバイト)程度のLanScope Catのログデータを10分の1の5Gバイトに圧縮でき、イベントログやsyslog形式のログ、Windowsサーバ系のログなどと合わせて一元管理することができる。データベースは、大福帳形式のため改ざんができない点に加え、2億件のログデータから必要な情報を約20秒以内で検索できる高速検索性が特徴だ。
また、導入・運用における負荷軽減のために、監査ニーズにも対応する44種類の分析テンプレートを標準搭載し、WebブラウザやExcelで容易にリポート作成・表示が可能。例えば、ログデータをログオン情報と合わせて分析することで、「いつ、誰が、何を」行ったのかを特定できるため、総合的なセキュリティ対策を実現できるとしている。
万一情報が流失した場合に備え、対象データの複製、移動、削除の途中経過をたどって大本となるデータを探索する「ルート探索機能」を提供。流出情報を持つ元ファイルから複写、移動の操作の変遷を時系列に検索し、「いつ、誰が、どのように」持ち出したかを特定する順方向探索と、持ち出されたファイルが元はどのファイルかを時間をさかのぼって探索する逆方向探索の2通りの検索方法を提供する。
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