プロジェクト型の案件の役割分担、予定と進ちょく状況を共有することを主目的に開発されたタスク共有システム「9arrows」をOSSで無償公開。Rubyで作成されたタスク共有システムとしては、国内初のオープンソース公開となる。
9Arrows LLCは9月9日、RubyやAjaxなどの最新技術を活用したタスク共有システム「9arrows」をオープンソースソフトウェア(OSS)として無償公開した。9Arrows LLCの公式Webサイトでダウンロードできる。同時に公式Webサイトでは、9arrows開発コミュニティーへの参加を募集している。
9arrowsはプロジェクト型案件における役割分担や、予定と進ちょく状況の共有を主目的に開発されたシステムで、タスクをWBS(Work Breakdown Structure:作業分解図)として共有することで、プロジェクトを円滑に進める仕組みを提供する。Ruby on RailsやJavaScriptフレームワークであるExtJS、FlashフレームワークであるFlex、RIA(Rich Internet Application)対応フレームワークであるAIRなどの最新技術が用いられ、Rubyで作成されたタスク共有システムとしては、国内初のオープンソース公開となる。
タスクの細分化や担当割り振りをはじめ、自分のやるべき作業のみのピックアップや、カレンダーによるタスク管理など、グループ/個人にかかわらず日々変化するプロジェクト進行を効率的に進めるための機能をそろえている。
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