インテル、SAPジャパン、ネットアップ、ヴイエムウェアは9月16日、共同で「SAP ERP」を使ったディザスタリカバリソリューションの検証を行い、検証が完了したことを発表した。この検証は、2008年7月16日に開設されたソリューション研究開発施設「SAP Co-Innovation Lab Tokyo」(以下、COIL Tokyo)での最初のプロジェクトとなる。
検証プロジェクトでは、電力効率が高く1台で24個のコアが利用できるインテル Xeonプロセッサ 7400番台搭載のサーバ、ネットアップのストレージシステム「FAS3000シリーズ」、ディザスタリカバリプランを簡素化・自動化するソフトウェア「VMware Site Recovery Manager」を組み合わせ、ディザスタリカバリ環境を構築。この検証環境において、プライマリサイトで運用されているSAP ERPが、あらかじめ設定した復旧手順通り復旧サイトで正しくリカバリされることが確認された。SAPアプリケーションを使った VMware Site Recovery Managerの検証が行われたのは日本初となる。
検証プロジェクトは2008年8月に開始され、約3週間で機器のセットアップやリカバリの検証を終了。4社は今回の検証により、多くのプライマリサイトを最小限のリカバリサーバでカバーし、SAPユーザーに消電力、省スペースで信頼性の高いディザスタリカバリソリューションを提供可能であることが証明されたとしている。検証結果は今後セミナーなどでパートナーやユーザー企業に提供予定。
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