ビジネスの継続性を考える上で、災害対策は必須の要件となりつつある。ここでは幾つかの導入事例を通して、災害対策で求められる適切な復旧目標時間やシステム性能とは何かを検証していく。
ディザスタリカバリ導入事例:FalconStor CDP
国内屈指の大手電子部品メーカー、アルプス電気。最近、社内システムの一部で「CDP」(継続的データ保護)の技術を活用したバックアップシステムを稼働開始したという。その背景と導入効果について詳しく聞いた。
ディザスタリカバリ導入事例:HP StorageWorks
ディザスタリカバリは、製品やサービスを導入すればすぐ実現できるというものではない。まずは、システム基盤や運用管理プロセスがきちんと整備されているか、しっかり確認する必要がある。
ディザスタリカバリ導入事例:遠隔地間レプリケーション
災害対策にコストは付きものだが、ソリューションの選択次第で大幅なコスト削減が可能だ。余剰リソースと見られがちな待機中のバックアップサイトも、サーバの仮想化技術で別用途に転用できる。
ディザスタリカバリ導入事例:EMC Celerra Replicator
2006年、東京大学生産技術研究所は災害対策ソリューションを導入した。金融機関などが求める高いサービスレベルは必要とせず、“保険”としての意味合いが強い。ここでは、一般企業にも手の届く災害対策事例をリポートする。
ディザスタリカバリ対策経費を削減
事業継続プログラムを導入するための戦略の1つが、ディザスタリカバリ対策の経費を節減し、その分をBCPの費用の一部に割り当てることだ。
迅速かつ円滑なディザスタリカバリのためにしておくべきこと
災害に備えた業務継続計画書の作成・運用のポイントと、復旧作業に取り組む際のガイドラインとなる「ディザスタリカバリテンプレート」に盛り込むべき項目を具体的に示す。
地震やテロだけがディザスタではない
経営幹部に対し、ディザスタリカバリとは「ディザスタ」に対処するだけでなく、ダウンタイムを引き起こす可能性があるすべての原因に対処することだと理解させる必要がある。
電子メールとERPのどちらを先に復旧させる?
アプリケーションの重要度判定は、あらゆる災害復旧計画の基本となるビジネス影響度分析作成の鍵となる。
非技術的要素も考慮しているか
リカバリが行われる際、非技術的な要素のせいで難航してしまう場合が極めて多い。幾つかの具体的なケースを挙げながら、DR計画の注意点を紹介しよう。
停電になってからでは遅い
突然の暴風雨にディザスタリカバリ計画履行を強いられた経験を持つIT管理者に、計画立案とテストのノウハウを聞いた。
仮想化のメリットはROIだけではない
仮想化技術が、データセンターのディザスタリカバリに大きな効果を発揮する可能性があることと、同技術の限界について解説する。
メリットは合理化だけではない
手ごろなコストで実現できるディザスタリカバリ対策として仮想化を利用する動きが広がっている。VMwareの製品を導入した事例を2つ紹介する。
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