2009年11月26日 08時00分 公開
特集/連載

Windows 7のリリースに見る「システムリプレースの難しさ」あるプロジェクトマネジャーの“つぶやき”【第3回】

Vistaの反省を生かしたといわれる「Windows 7」。そこにはシステムのアップグレードや移行を実施する際に参考となる点があるかもしれない。今回は、システムの仕様変更や移行時の注意点を考えてみる。

[小崎敬介,カブドットコム証券]

Windows XPが使い続けられている現状は「対岸の火事」ではない

 2009年10月に発売された「Windows 7」を既に使用されている方も多いのではないでしょうか? 「Windows 7の販売本数、初速はVistaの234%――米NPD調査」と報道されたように、好調なスタートだといえるでしょう。わたしの自宅PCはVistaですが、Windows 7へのアップグレードを思案中です。

 Windows 7へのアップグレードの理由として、「パフォーマンスの改善」やユーザーインタフェース(UI)の変更による「使い勝手の向上」を期待するユーザーもいるでしょう。

 しかしながら、あくまで私見ですが「それでもWindows XPでいい」と考え、移行しないユーザーも多いのではと思います。Windows XPは2014年にその延長サポートが終了する予定ですが、そのユーザーはいまだに多く存在します。Windows XPが使い続けられる理由には「現状に満足しているので、変更する必要がない」「お金を掛けるほどではない」「新しいOSで何ができるのかよく分からない」などがあると推測します。

 こうしたユーザーの意識はマイクロソフトだけの問題ではなく、プロジェクトマネジャーであるわたしにとっては「対岸の火事」とは思えない深刻な問題です。なぜなら、わたしたちがシステムをリリースする際に、同様の問題に取り組まなければならない場合があるからです。

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