CPMソリューションはBIソフトウェアを含むが、単なる技術ではなく、業務を監視・測定・管理するために使用するプロセス、手法、指標、技術などで構成される。
ビジネスインテリジェンス(BI)と企業業績管理(CPM:Corporate Performance Management)との違いは何だろうか。また、BIベンダーとCPMベンダーとの違いはどこにあるのだろうか。2番目の質問の答えは「両者は同じ」というものだ。両方のベンダーが同じであるという事実は、最初の質問を難しくする。販促資料や業界メディアの記事を読めば、そこに記されている用語やアプリケーション、メリットなどはBIでもCPMでも同じであるため、問題はさらにややこしくなる。
BIは、ビジネスに関連したデータに対するアクセス、分析、リポーティングなどに使用する技術を表す用語になった。BI技術には、アドホッククエリ、リポーティング、OLAP(オンライン解析処理)、ダッシュボード、スコアカード、検索、仮想化などを含む広範なソフトウェアが関連する。こういったソフトウェア製品は当初、スタンドアロン型ツールとして登場したが、BIソフトウェアベンダー各社はこれらをBIスイートに組み込んだ。また、BIソフトウェアは必ずCPMソリューションに含まれている。
一方、CPMというのは単なる技術ではない。CPMは業務を監視・測定・管理するために使用するプロセス、手法、指標、技術(アプリケーションおよびソフトウェアツール)などで構成される。CPMの対象となるビジネスプロセスには、財務、マーケティング、販売、CRM(顧客関係管理)、SCM(サプライチェーンマネジメント)などが含まれる。
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