ソフトブレーンは、仮想デスクトップ技術を使ったシンクライアントサービス「ビジネス・ゲート・ZERO」の販売を開始する。
ソフトブレーンは1月14日、専用端末を使ったシンクライアントサービス「ビジネス・ゲート・ZERO」の販売を開始する。
ビジネス・ゲート・ZEROは、シンクライアント端末を使うことにより営業マンなどが外出先からでも情報漏えいのリスクを負うことなく業務を行える月額モデルのクラウド型サービス。同社の従来サービス「ビジネス・ゲート・プレミア」では、ユーザーが外出先でシンクライアント端末からオフィスの既存PCを遠隔操作していたが、仮想デスクトップ技術を採用することでPCを用意する必要がなくなった。
同サービスには、Windows XP Professionalベースの仮想デスクトップ環境、ウイルス対策ソフト、アクセスログ収集ソフト、Microsoft Office(Standard/Professional選択可)、インターネット回線を利用したSSL VPN「ビジネス・ゲートVPN」、Active Directoryでのドメイン管理、シンクライアント専用端末が含まれる。モバイル用途には、NTTドコモの3Gデータ通信(下り7.2Mbps)を利用したシンクライアント専用プランを用意する。DMZ(DeMilitarized Zone)にシンクライアントのアクセス用サーバ(仮想デスクトップ環境やActive Directory)を設置しない構成のため、高いセキュリティレベルを確保できるという。
企業はビジネス・ゲート・ZEROを導入することで、従業員のハードウェア資産管理、ライセンス管理、契約期間管理に掛かるコストや手間を省ける。また、シンクライアント専用端末にはHDDが搭載されていないため、従業員がPCを持ち出した際の盗難・紛失による情報漏えいリスクを防げる。
月額利用料はトータルで1台当たり月額1万6000円(税別)から。ソフトブレーンは、2010年度に100社への導入を目指す。
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