デスクトップ向け仮想化製品「VMware Virtual Desktop Manager 2.1」の販売を開始。クラスタ当たりの同時接続数を最大5000までサポートし、数万台規模のデスクトップ管理にも対応する。
ヴイエムウェアは6月11日、デスクトップ向け仮想化製品「VMware Virtual Desktop Manager 2.1」を発表した。これまで英語版のみ提供されていたが、本アップデート版より日本語環境にも対応した。7月1日より販売パートナーを通じて日本市場へ出荷開始予定だ。
データセンターからデスクトップを管理できる仮想デスクトップインフラ「VMware Virtual Desktop Infrastructure(VDI)」の主要コンポーネントであるVirtual Desktop Managerは、クライアントと仮想デスクトップマシンとの接続管理を行う。新版のVirtual Desktop Manager 2.1では、Virtual Desktop Managerサーバによるクラスタ当たりの同時接続数を最大5000までサポート。複数クラスタを使用することで何万というリモートデスクトップからの接続が可能だ。
また、Virtual Desktop Managerをサーバ仮想化プラットフォーム製品と組み合わせることで、「VMware Infrastructure」の特許技術であるメモリオーバーコミット機能を活用してサーバ当たりの実行可能な仮想デスクトップマシン数を増やすことができる。仮想デスクトップ接続数を増やし、管理を一元化することにより、管理工数やサポートコストを削減するとともに、新規にデスクトップを調達する手間が省けるとしている。
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