2007年05月24日 05時00分 公開
特集/連載

ヴイエムウェア製品の次なる進化の方向Interview

ヴイエムウェアの仮想化プラットフォームが今後どのように強化されていくかを同社の製品マーケティング担当ディレクターにインタビューした。

[Alex Barrett,TechTarget]

 ヴイエムウェアの製品マーケティング担当ディレクター、ボゴミル・バルカンスキー氏が先ごろ、TechTargetの取材に応え、同社の機能豊富な仮想化プラットフォームが今後どのように強化されていくかを説明した。

―― ハイパーバイザーのコモディティ化が進んでいることや、管理ソフトウェアでは今後、どんな有益な機能が登場するかが話題になっています。これらについてどう考えていますか。

バルカンスキー 確かに、われわれベンダーは将来、ハイパーバイザーではあまり利益を上げられなくなるかもしれません。しかし、コモディティという言葉は、取り換えが利くもの、つまり、ガソリンや砂糖のように、買うときにブランドを気にしないものを連想させます。わたしは、ハイパーバイザーはどれを使っても同じだと人々が考えるとは思いません。ハイパーバイザーは人々がこだわりを持つ技術です。

 われわれは、提供する管理機能を2つの基本的なカテゴリーに分類しています。1つは、分散型の仮想化です。このカテゴリーでは、サーバとそのネットワーク、ストレージのファーム全体が管理の対象です。われわれの分散型の仮想化製品には、DRSHAVCBVMotionなどがあり、これらはいずれもサーバのリソースプールの管理に貢献します。

 われわれは、ストレージとネットワーキングについても似た機能を提供し、ストレージとネットワークのリソースプールの構築をサポートすることが、われわれに求められていると考えています。例えば、ESXホスト間でVM(仮想マシン)を移動する際、その仮想マシンのディスクは、共有ストレージに保持されています。しかし、そのストレージをメンテナンスしなければならない場合はどうするのかという問題があります。

 ただし、ストレージの仮想化自体に取り組もうというのではありません。われわれは、仮想マシンに関連する問題の解決にかかわる機能を開発するだけです。ネットワーキングについても同様です。われわれはシスコと競合するつもりはありません。しかし、われわれは仮想ネットワークの構築をサポートし、仮想マシンにかかわるこれらの分野への対応を進めていきます。

 もう1つのカテゴリーは、管理および自動化ソリューションです。このカテゴリーでは、例えば、リソースの最適化や、仮想マシンのライフサイクル管理などを実現することで、仮想マシンのプロビジョニング、変更、プロビジョニング解除を容易にします。こうした作業は、サーバの無秩序な増加を防ぐために必要です。われわれは現在、このカテゴリーの主要な機能をすべてカバーしていますが、エンドユーザーのワークフローを支援する優れた機能を併せて提供したいと考えています。

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